好きな人を応援する、ということ

前エントリの『雨の日の森の中』大千秋楽の記事に、たくさんのお星様とご意見をお寄せ下さいまして、ありがとうございました。他の方のを読ませていただくと、抜けてるところもいくつかあるようで申し訳ない!でも、ほんの少しでも当日の様子が伝わったなら嬉しいです。本当に幸せそうでしたよ、増田くん。
私は今回舞台というものを初めて観劇したのですが、あの限られた空間で、こんなにも大がかりなものができるのか!とちょっと感動してしまいました。だって、ステージ1つしかないのに、ペンション建ってるんだよ!?(そこから、か?)すごいですよ、まったく。
実は今回の舞台で感じたこととかを記事にできたらいいなと思っていたのですが、別の内容の記事を書くにしても、どうも前へ進めない思いがありまして・・・とってもネガティブなことなのでこのまま胸の内にとどめておこうかとも思ったのですが、どうにもこうにもモヤモヤしてしまって仕方ありません。なので、ちょっと皆さんにお話を聞いてもらう気持ちで、書いてみようと思います。
内容は、ファンとしてのマナーに関して、です。「ちょっと読んでやるか。」と思った方だけで結構ですので。
では失礼して・・・








私は、29日の昼公演と30日を観劇しました。私には小学校に通う子供達とまだ幼稚園に通っていない子供、3人がいます。なので、東京まで観に行くことはできませんし、短い大阪公演のうち平日夜の公演はとても行ける状態ではありませんでした。土曜日曜となると、小学校はお休みですから、観劇するとなると、これまた子供達を誰かに預けなければなりません。今回は私のわがままで2公演行かせてもらえることになり、主人や母に子供達を預けて観に行ったわけです。「この2公演が自分にとって素晴らしいものだったらいいな!」と思いながら。きっと皆さんも同じ気持ちですよね。29日、私にとっては初めての雨森。興奮してしまって大変でした。席に座ると、お隣には若いお嬢さんがすでに座ってらっしゃって、どうやらおひとりでの観劇のよう。大阪のおばちゃん根性が出てしまい、お互い一人ということで、私は話しかけました(どあつかましくてすみません)。するとまだ高校生で東海方面から一人でいらっしゃったというではありませんか。まあ!一人で!!えらいなあ。しかも学校があるので、今日のこのお昼の公演だけしか見れないとのこと。「だから素敵な舞台になるといいな、と思って。」・・・なんとええお嬢さんや(涙)。「そうだね、素敵なまっすーを目に焼き付けなきゃね。」なんて話をして舞台の開演を一緒に待ちました。いよいよ開演。増田さん達の登場です。すると冒頭から私達の周りに聞こえるコソコソ話。まっすーが動く度に「まっすー、可愛い・・・!」の小さな声。ええ、ええ、増田くんは可愛いですよ。本当に可愛い。私も大好きです。でも、その声のおかげで舞台に集中できないんですけど・・・。今、まっすーはノボルくんを演じきっているのに。その漏れ聞こえる声の度に現実に引き戻されるのです。「気にしなければいい」で済むかもしれませんが、わたしは気になってしまって・・・。もう何度も公演をご覧になっているのかして、先にクスクスと笑っていらっしゃる。そうなると「あ、ここがこうだったからさっき笑ってらっしゃったんだ」といらぬことを考えてしまう。集中できねー・・・。とっても残念でした。そして何より、お隣のこの公演だけしか見れないお嬢さんが、とっても気の毒に思いました。最後に「気を付けて帰ってね。」と声をかけると、とっても嬉しそうに「はい!」と返事をしてくれたので、彼女にしたらさほど気にならなかったのかもしれません。むしろその方がいい。そしてカーテンコールでも私の残念な気持ちが引きずります。そうです、「まっすーコール」です。もうイベント会場かと思うような状態でした。これってしかたがないことなのでしょうか。たしかに増田くんはアイドルで、まっすーが手を振りゃあ振りたくなります。私も振った(振ったのかよ)。でも一人芝居じゃないですよね。共演者さんもいらっしゃるわけです。そういう方々への配慮も必要なんじゃないかなと感じるのです。中には、「あまりにもシーンと拍手だけして見送るのって盛り上がりに欠けるし、ちょっとくらい「まっすー!」てのがあってもいいんじゃない?」というお友達も実際にいます。でも、特に私が気に入らなかったのは、美月ちゃんが座長に「何か一言」と言われて言葉を発そうとした時の「まっすー!」呼び・・・・・おいおい・・・、今、他の方がしゃべろうとしてるやないかい。ちゃんと聞いてあげようよ・・・。さすがにこれにはまっすーも左手で「ちょっとちょっと」と止めるようにして、右手で「しーっ」とやってましたが。増田くんの舞台ではありますが、共演者のみなさんがいなければできなかった舞台でもあるわけです。そして今後舞台でも活動の幅を広げていってほしいと思う私は、今回アイドルではなくて舞台俳優として彼を見てみたかったのです。今回の舞台で、増田くんはまた一つ自分の魅力に気付いたはずです。そして成長できたはずです。ファンの私達も、成長してみませんか。ただ「好き」じゃなくて、彼が誇れるファンでありたいと心掛けてみませんか。昨夜、佐藤さんのブログを見てさらに悲しい気持ちになりました。その佐藤さん達の向こうにまっすーが居たならば、彼は迷惑をかけたファンの代わりに頭を下げて謝っていたかもしれません。自分の好きな人がそんな悲しい気持ちになっていても、あなたは幸せですか?
そっと見守る応援だって素敵ですよ、きっと。
ちゃんと増田くんはわかってくれてますよ、絶対。

そんなことを悶々と考えてしまっています・・・。