『青いベンチ』初OA

先週末、増田くんのラジオで『青いベンチ』がかかりましたね。私は聴けませんでしたが、リアルタイムでいつも聴いているお友達から11時過ぎに「ベンチかけるって」とだけメールが届きました。どうやら番組最初に「新曲をかける」と宣言してくれたようで。そんなこととは露知らず、なんのことか分からないもんだから「ベンチ?ベンチプレスをどこにかけるん??」と素っ頓狂なことを考えていた私・・・。何がベンチプレスやねん。今やテゴマス担の間で「ベンチ」といえば「青いベンチ」でしょーが!おばちゃん、しっかりー!!



ということで、お友達が即行編集して私のもとに届けて下さいました(ありがと!@私信)。感想をいくつか読ませていただいていると、テゴマスファンの中ではとっても好評のようでそれがまず何よりホッとしました。実は私は最初聴いた時皆さんの感動とは違う気持ちがあって・・・。感想を読ませていただく度に自分が最初持った印象とのギャップに、どうしようかとしばらく悩んでしまった(苦笑)。もちろん、聴き込むほどに悶々とする気持ちは薄れてきて、現在に至りますが。



今日は最初に聴いた感想を少し書いてみようかと。最初に申し上げておくと、まるごと誉めちぎっている内容ではないです。「感想は人それぞれ」ということでお許しくださいませ。













まず音源をいただいて聴いてみた時、「おおお〜!テゴマスの歌になってるやないか!」とビックリ。サスケさんの『青いベンチ』とは違うテイストの『青いベンチ』になっていましたよね。カバーを歌うことに抵抗を持っていらっしゃる方にも「『青いベンチ』をテゴマスが歌ったらこんな感じになりました。」と、また原曲とは違う楽しみ方で興味を持っていただければいいな。ハモリもふんだんに使っていて、素晴らしいハーモニー。いやー、ほんと、ここまでテゴマスらしく仕上げてくるとは・・・凄いです。関心しちゃった。


でも、その一方で、「テゴマス過ぎて」て気がしないでもない・・・。
私としては、この曲でテゴマスの容量の大きさを知っていただけたらと思っていたんですね。そのきっかけになるシングル曲になってくれたらと願っていて。これまでのシングル曲とは一味違うところをたくさんの方々に感じてほしいな、と。ま、原曲を聴いた段階で、そんなに大きな冒険はできないだろうとは思っていましたが、それにしてもそこがもう一歩踏み込んでいない気がして残念に思いました。これはどこでそう思うかというと、アレンジです。最初と間奏・終わりの部分に使われている笛の音ですかね?あれが引っかかるんです。この曲って、前半と後半の曲のイメージが違いますよね。ちょうど「この声が〜」以降、曲調も歌詞も前半よりもドラマチックになっている。歌詞一つにしても「この声が枯れるくらい好きと言えば良かった」だなんて、普通は言えませんし。歌の主人公がどうしようもなく好きで好きで仕方ない気持ちがこの言葉によく表れている。『片想いの小さな恋』なんかよりももっともっと切なくて苦しい恋の歌。そこにあの笛の音はいらん。すんごく幼い曲調になってしまった気が私はするんです。古臭く感じる、というか・・・。なんであの笛みたいな音入れたんだろ・・・。特に手越くんは今回きゃわわな歌い方を封印して落ち着いた歌い方でトーンを抑え目に大人っぽく歌っているのに、あの笛の音がどうも・・・違う。せっかく彼らの今の年齢に合った恋の歌、しかも切ない恋の歌が歌えるというのになぁ。
私としては、切ない恋に胸を痛めている心情を汲み取ったアレンジに徹底していただきたかったのですが、どうもあの笛が・・・耳に残ります・・・。



でも、おそらくTVの歌番組などで彼らが実際に歌う姿を見たら、こういう最初の引っかかりもなくなるとは思っています。特に増田くんは、パフォーマンスで曲の持つ世界を表現するのが実にうまい。早くこの曲を歌っている二人の姿を見たいな。この曲を始めて聴いた時は、『蕾』を聞いた時のあの感動までは行かなかったけど、何度も繰り返し聴くとじわじわと良さが滲み出る感じ。そういう意味でも、今回エンディング曲に使っていただけることになって本当に良かった。番組最後に繰り返し流れることによって、きっと視聴者の記憶に残るでしょうから。



さーて、出てほしい番組、いっぱいありますよー。楽しみにお知らせを待ってます。





★拍手メッセージ、ありがとうございます。お返事は後日させていただきますね。